高崎商科大学:オンライン講義で「商店街ゲーム」を実施

お知らせ

 高崎商科大学・前田教授と共同開発したオンライン講座「商店街ゲーム」を2020年12月から2021年1月にかけて前田教授のゼミ生向けに実施しました。

「商店街ゲーム」とは、持続可能な商店街とするためには、どのような行動を取ったらいいのだろうかということを、オンライン上で商店街の店主および消費者として、商品の売買を行い、ゲーミフィケーションを取り入れて経済の仕組みを学ぶオンライン講義です。

■目的

 商店街の個人商店経営者および地元の消費者の2つの立場で経済活動と消費活動を行い、商店街内の経済指標や各商店の経営状況の変化をゲーム形式で体験し、SDGs観点で持続可能な商店街とするためには自分自身がどのように行動すべきかを学びます。

■具体的な内容

 参加者は、商店街にある複数の商店にそれぞれ分かれて、個人商店経営者と地元の消費者の2つの立場を担当します。個人商店は、地元の卸業者から原材料を購入し、商品を製造・販売します。一方、地元の消費者として、各商店で販売されている衣食住に関わる商品を購入します。現在ベータ版としてGoogleスプレッドシートを活用して開発し、オンライン上で原材料購入、商品販売および商品購入を繰り返し行って行きます。また、ゲームが進行して行くと、外国の原材料を取り扱う卸業者やショッピングモールが登場し、商店街の経済・消費活動や経済指標等がどのように変わり、各商店の経営状況がどのように変化するかを体験していきます。

 本プログラムはゲーミフィケーションを取り入れることで、経済学やSDGsの詳しくない人でも楽しく体験しながら商店街における経済活動と消費活動を学ぶことができます。更に、商店街のGDP等の経済指標も自動で計算し、マクロ経済学の観点で経済全体の流れを学びます。また、個人商店として原材料費や給与の支払い、商品代の受取、消費者として給与受取、商品購入代の支払い等のお金をやりとりをデジタル通貨を使ってスマホ間で行うので、擬似的に振込・入金を体験し、お金がどのようなタイミングでどのように流れていくかも理解できます。

#はじけるミライをつくろう

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