青山ビジネススクールのMBAプログラムには、身につけた知識の総まとめの科目として青山アクション・ラーニングという科目があります。今回その1つであるビジネス・デザインの授業を担当しました。
本科目は、ビジネス経験があまりない学生を対象に、新規事業の事業計画を少人数のグループで作成することにより、ソーシャルビジネスも含めたベンチャービジネスを起業する能力を育成することを目的としています。
今回、初日から4日目までの重要な部分を「ビジネスモデル構築ワークショップ」と題して担当し、ゲーム形式で楽しく学びながらも、ビジネスモデルを構築していく上で必要なアイデアジェネレーションと事例からビジネスイノベーションを考えることができる構成となっています。コロナ禍のため、グループディスカッションなど全てzoomを活用してオンラインで実施します。
第4日目(10月5日)は「SDGs視点のビジネスモデル構築 」の講義を行いました。
■SDGs視点のビジネスモデル構築
自分達が解決したいと考えているSDGsに関連する課題を挙げ、それぞれの対策を考え、その対策の効果(社会に与える影響度)と経済的コスト(費用)の点で、優先順位をつけてマッピングをします。その中から、実施すべき項目を一つ選び、具体的な対策を考えます。ここでは、実現性よりも自由で大胆なアイデアを発想することを重視しています。
また後半では、SDGs視点の新たなビジネス事例から、このビジネスに関連する複数の顧客の課題を見つけ出し、更にそれぞれの顧客のペルソナ(属性や消費行動)を考え、課題を解決した時に共通する顧客体験価値を提供する新たなビジネスアイデアを構築していきます。
#はじけるミライをつくろう