青山ビジネススクールのMBAプログラムには、身につけた知識の総まとめの科目として青山アクション・ラーニングという科目があります。今回その1つであるビジネス・デザインの授業を担当しました。
本科目は、ビジネス経験があまりない学生を対象に、新規事業の事業計画を少人数のグループで作成することにより、ソーシャルビジネスも含めたベンチャービジネスを起業する能力を育成することを目的としています。
今回、初日から4日目までの重要な部分を「ビジネスモデル構築ワークショップ」と題して担当し、ゲーム形式で楽しく学びながらも、ビジネスモデルを構築していく上で必要なアイデアジェネレーションと事例からビジネスイノベーションを考えることができる構成となっています。コロナ禍のため、グループディスカッションなど全てzoomを活用してオンラインで実施します。
1日90分×2コマなので、第1日目(9月14日)は「アイデアジェネレーション」と「マーケティングとビジネスモデル」の講義を行いました。
■アイデアジェネレーション
既存の要素の新しい組み合わせからアイデアを生み出す体験を通して学生同士の交流を深めると共にアイデアジェネレーションを学びます。オンラインですが、zoomのブレイクアウトルームを活用してグループワークを行います。ランダムに発生する4つの言葉を組み合わせて新しいお菓子を考えるワークで、「できるだけ世の中にない新しいもの」と「できるだけ食べたいと思うもの」の2つのルールだけで自由に発想してもらいます。思いもよならいアイデアが出てきてとても面白いグループワークです。
■マーケティングとビジネスモデル
身近なパン屋を題材にして、敢えて経営やマーケティングの専門用語は使わずにマーケティングとビジネスモデルの基礎を学びます。上記のアイデアジェネレーションと同じようにランダムに発生する言葉を組み合わせてパンの商品アイデアを考え、誰にどのようにして売れば良いかをゲーム形式で考えます。講義終了時には、マーケティングの4Pを中心としたマーケティングの基礎を修得できます。
#はじけるミライをつくろう